WWE Day 1 1/1/2022
WWE Smackdownタッグ王座戦
ウーソズ(c)(ジェイ&ジミー・ウーソ)対ニュー・デイ(キング・ウッズ&コフィ・キングストン)
長寿タッグ同士の数え歌。長きに渡り、WWEのタッグ戦線を支えてきた両タッグだけあり、安定感は抜群。ラフ要素を強めに、崩しながら構築していたが、それでもあっという間に立て直せるのは経験値の高さと相性の良さがモノを言う。
両チームの連携技に加え、ウーソズのスーパーキック押しが嵌り、尻上がりに試合内容は良化。最後は3Dで締めるという普段とは異なるフィニッシャーだったのも興味深い。幸先良いオープニングでした。中々良い試合。
評価:***1/2
WWE RAWタッグ王座戦
RK-Bro(c)(ランディ・オートン&リドル)対ストリート・プロフェッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテズ・フォード)
今大会のテーマ曲を歌う世界最高のラッパー・グループの一つMigos(ミーゴス)が登場。地元アトランタ開催だからというのは大きいでしょう。とはいえ何かをしてくれる訳ではないので、顔を見せるだけ。勿論話題にはなる。
試合は、フェイス同士の一戦とあって、シンプルな一進一退が多め。SPの奮闘もあり、良い試合ではあるものの、RAWレベルに留まる。ポップアップ式のRKOで締めた為、最後の印象は良い。平均的良試合。
評価:***1/4
WWE RAW女子王座戦
ベッキー・リンチ(c)対リヴ・モーガン
youtu.be 格下のモーガンに手こずる格上ベッキーというストーリーを上手く表している試合内容。応援したくなるモーガンの魅力はストレートに出ていて、体格をカバーするトリッキーな技も嵌っている。安定のベッキーに対し、持てる全てを発揮し、セミ抜擢に見事に応える事が出来た。中々良い試合。
評価:***1/2
WWE王座戦-フェイタル・5ウェイマッチ
ビッグ・E(c)対ケビン・オーウェンス対セス・ローリンズ対ブロック・レスナー対ボビー・ラシュリー(w/MVP)
ローマン・レインズがコロナ陽性により欠場。代替案としてレスナーがWWE王座戦4ウェイに組み込まれ5ウェイに。となると1番サプライズを生み出せるレスナー王座奪取に向かっていく。
しかし、ベビーフェイスとなったレスナーは、スープレックスシティにF5祭りだけではなく、バリケード破壊含め普段の倍、技を受ける新鮮さがある。レスナーを中心にしながら、満遍なく各々にスポットを配置。急ごしらえの割には上手くまとめたという印象。中々良い試合。
評価:***1/2
全体評価:7