ICW No Holds Barred The Pit 6 11/19/2021
AKIRA対ゲイリー・ジェイ
厳しい打撃をとことん撃ち合う試合。ジェイのハードヒッティングとAKIRAの耐えっぷりが実に噛み合っており、かなり可能性を感じた一戦でした。平均的良試合。
評価:***1/4
カルヴィン・タンクマン対ブレット・アイソン
巨漢同士のど突き合い。アイソンなのでこの一点張りになってしまうのは無理がないが、小会場でこの2人の激突は画になる。迫力だけで形にしてしまえるのは武器である。ハードヒッティングのみならずハードコア要素も入れてまとめてみせました。
平均的良試合。
評価:***1/4
フッドフット対クルール
こちらも巨漢対怪物ビッグマン対決だが、クルールのキャラクターレスリングがしっかりしているのと、2人とも献身的で、受けっぷりが凄まじく、流血量もかなりのもの。場外戦で壁に血が付いてしまう程。瞬く間にデスマッチに順応してしまったこの両者はもうブレイクし始めているが、2022年は更に飛躍する事間違いなしでしょう。
会場を広く使い、デスマッチアイテムの力だけに頼り切らず、自らの力でも見せ場を作る。インディらしい荒さも全てが魅力になる。インディでは破格のビッグマン同士のデスマッチ。この2人は押さえておいて損は絶対にないでしょう。中々良い試合。
評価:***1/2
全体評価:7.5
ICW No Holds Barred Volume 20 11/20/2021
ボビー・ベバリー対リード・ベントリー
My goddddd!!!! #NHB20 @ICWNHB pic.twitter.com/ys1efe8zP6
— cs (@one2follow) 2021年11月21日
この試合の方が前ではあるが、トレモント対ベバリー戦同様シンプルに打撃と蛍光灯のみで試合を築いていく。男臭く武骨な死闘。ベントリーの蛍光灯櫓投げも飛び出し、蛍光灯束攻撃も盛大に。尻上がりに熱量を上げていき、特別な試合に仕上げました。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
ICWアメリカン・デスマッチ王座戦
ジョン・ウェイン・マードック(c)対タンク(w/The Rev)
.@Tank_Est1996 with a light tube bundle backfist!#NHB20 @ICWNHB @indiewrestling
— Rob (@HeyyImRob) 2021年11月21日
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大抜擢にノリノリなタンクがマードックを徹底的に痛めつける展開。マードックが受けベースでの試合を選ぶ事でタンクの良さが際立つ。
タンクも受け数は少ないとはいえ、相応に流血はしており格好は付いている。大量の蛍光灯と観客の熱狂に後押しされ、メインイベントに相応しい内容にはなっている。
中々良い試合。
評価:***1/2
全体評価:8