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RISE:Underground Game of Death 2 Review ビッグ・F'N・ジョー対シュラック ~UK発デスマッチトーナメント~

RISE Underground Pro Wrestling Game of Death 2 11/6/2021

 

iwtv.live

1回戦-デスマッチ
キャム・ソラス対ダルコ
 レイ・パロマの様なダルコとタイラー・ベイトマンの様なソラス。ソラスが身軽で飛び技も使う為、上手くアクセントを付ける事に成功。その後は蛍光灯等上級凶器を活用し熱戦模様を演出。掴みとしては上々でした。平均より上。
評価:***

 

1回戦-デスマッチ
B.Aローズ対ルー・ニクソン
 入場のコスチュームはカーヴァー、マスクを脱ぐとカサノヴァ・ヴァレンタインの風貌にロードキルの様なサスペンダーありのコスチュームと色々混ぜ込んだローズが、怪奇派かと思いきや、ファイト自体は色がまだ付いていない為、シンプルにデスマッチをしていて、蛍光灯等各種凶器の威力も相まって、全然観れる試合となぅていたのは驚き。平均より上。
評価:***

 

1回戦-デスマッチ
ビッグ・F’N・ジョー対シュラック
 没落CZWでは中々活躍出来なかったものの、本国ホームマットでは勢い十分に暴れ回るジョー。そしてデスマッチ業界ではトップランナーのシュラックが暴れ回りながら、本場US勢のトップとして、乱戦模様を演出。ヴァイオレンスを切らさない。スポットを上手く繋いでいき、ジョーをキャリー。シュラックがキャリーというのも変な話ではあるが、GCWが何故使わないのかが理解出来ない程に、シュラックはキャラクターと技の汚さはそのままに、試合運びは向上している。

 ジョーはUKではトップに近いけれども、US勢からすればまだまだなので、シュラックの上手さ強さが光っている。シュラックに支えられながら、蛍光灯、ガラスボードに大量の画鋲で両者血塗れに。ビニール袋と蛍光灯束を被せての椅子攻撃とぶっ飛んだ攻撃も堪らない。NPUやTIMEBOMEの様な小箱でのアングラなデスマッチにこの2人とシチュエーションもかなり嵌っていたのも大きい。想像を超える熱戦となりました。これならUSでもショーをスティール出来る。USや日本勢がデスマッチ途上国に発展を促しにいくのが2022年はもっと観てみたい。好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

 

全体評価:7.5