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GCW Evil Deeds Review "日豪デスマッチ女王対決!" 山下りな対チャーリー・エヴァンス/竹田誠志参戦

GCW Evil Deeds 11/12/2021

 

 

www.fite.tv

 

デスマッチ
山下りな対チャーリー・エヴァンス

youtu.be

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 インターナショナル・デスマッチクイーン対決。個人的には超ドリームマッチ。仙女とWAVE、日本マット、デスマッチ、通常形式のプロレスでも結果を残してきた等共通点も多い2人。試合が始まれば、ずっと試合をしてきたかの様なスイング感を見せ、GCW、USテイストを織り交ぜながらも、シンプルかつハードに蛍光灯を被弾していく。

 思い切りの良さ、打撃の厳しさ、試合運びの上手さと彼女達の持ち味を如何なく発揮。蛍光灯がなかったとしても良い試合になったと確信させる内容の濃さに、蛍光灯が備われば怖いもの無し。クライマックスには更に大量の蛍光灯を投入。蛍光灯大扇での一撃に無数の蛍光灯へのダイナマイト関西直伝スプラッシュ・マウンテンで豪快にフィニッシュ。

 USでのデスマッチは初めての両者だが、しっかりと爪痕を残した満点の内容。翌日のNGI6にエントリーされていなかったチャーリーが、マンサーの代わりにエントリーされたのはこの活躍があったからに違いない。世界中どのリングでも間違いなく喝采を浴びるデスマッチ。好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

 

 

 

 

デスマッチ
竹田誠志&アレックス・コロン対ジミー・ロイド&G-レイヴァー

 

 

 当初はニール・ダイアモンド・カッターとジェフ・キングが対戦相手だったが、ニールの怪我の為、ロイドとレイヴァー、結果的に来日経験のある選手との対戦となったこの試合。主役竹田のために、少しスピードを上げたバージョンのジャパニーズスタイルの蛍光灯デスマッチが繰り広げられる。翌日のNGI6にエントリーされていないロイドとレイヴァーもここぞとばかりに身体を張り、レイヴァーは高所ダイブまで決める気合を見せる。竹田も持ち前のクレイジーさは一定レベル発揮し、高いテンションを保ったままフィニッシュ。翌日のNGI6でのコロンとの遭遇も予感させる幕引きでした。

 中々良い試合。
評価:***1/2

全体評価:7