H2O×FMW-E Destiny – Tremont vs Onita 10/31/2021
G-レイヴァー&ジミー・ロイド対マーカス・マザーズ&オースチン・ルーク
G-Raver double knees Austin Luke through a door#H2ODestiny pic.twitter.com/9c3FmDG0kW
— MP aka MSP (@ExistedMP) 2021年11月1日
良くも悪くもインディらしさが見所のハードコア戦。スポット量は多いものの、とにかく粗く、精度がイマイチ。歴史があるロイドとレイヴァーのタッグなら、もう少し上手くまとめられたと思うけれども、若手組を立てる意味合いが強かったので、矯正力はそこまで働かず。マザーズもルークも今のスタイルなら、もう少しキレを上げるか、ハードコアに寄るかしないと、これ以上のブレイクは果たせない。少し伸び悩みなのが心配。平均レベル。
評価:***
ダブルヘル・カレント・ブラスト・デスマッチ
大仁田厚対マット・トレモント
遂に実現となったアメリカでの電流爆破。AEWのCrazy Botchによる大仁田待望論に乗じ、更にそこに世界最強の信者トレモントが復帰し、全てお膳立てをする巡り合わせもあり、装置やスタッフ総出で乗り込み、電流爆破といえばと野球場を押さえる気合の入りっぷり。
ここを足がかりにAEW登場で大金を稼ぎ、ビンスやポールEに逆襲をする青写真は大仁田ならば見えているはずなので、ここで手を抜かずに評価を更に上げる選択肢を取る。だから6人タッグでも、前回の2017年のCZW『Once In A Lifetime』の様に途中で6人タッグに移行する形ではなく、正真正銘シングルマッチを遂行。
試合は、9割トレモントが受ける極端な内容ではあるが、FREEDOMS軍、葛西純との抗争であれだけ逃げ続けたら蛍光灯を被弾したのは驚いた。しかしその後は全てトレモントがダメージを喰らう。ただそのトレモントはブランクを一切感じさせず、デスマッチレスラー最高級の受け表現で試合を作る。トレモントのデフォルメした表現が、電流爆破の世界観に合っていたのも大きかった。繋ぎで蛍光灯があるのも効果を発揮。
土台はトレモントが受け続け作り、後はリング下の大爆破は、天神祭の花火かと言う様な花火連発という特別バージョン。AEWのショボショボ花火の後にこれを見せられたらお手上げ。日本よりも規制が緩く、そしてここは奮発すべきタイミングでもあったので、ここまでの爆発を見せることが出来たのでしょう。更にシークを彷彿とさせるファイヤーボール攻撃に、いつもの爆破バットではなく、爆破蛍光灯束という新兵器で度肝を抜く。クライマックスのファイヤーは、ド派手に炎上した割には、綺麗に纏まらなかったものの、有刺鉄線、蛍光灯、毒霧、大爆破とフルコースでここまで魅せてくれれば多少の事は気にならない。H2Oと実現出来る最大限の内容を見せてくれた一戦。
Jesus Christ pic.twitter.com/2sQ7OR2zjz
— WrestlePurists (@WrestlePurists) 2021年11月1日
トニー・カーンと大仁田が握手するのが見えてしまう程最高のエンターテイメント。当然トレモントの働きも流石現代最高のデスマッチレスラーの1人というべき大活躍でした。好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
全体評価:7.5
H2O Tremont's Deathmatch Tournament 10/30/2021
決勝-シャタード・ドリームス・サバイバル・デスマッチ(エリミネーション・ルール)
ケネディ・コープランド対ボビー・ベバリー対ミッチ・ヴァレン対ブランドン・カーク
The Curse of the Japanese Glass, starring Brandon Kirk and Kennedi Copeland #TDMT2021 @indiewrestling @H2OWRESTLING @K3nn3diCop3land @ItsBrandonKirk pic.twitter.com/qO1xjjCa3C
— Creamy (@CreamOvTheeCrop) 2021年10月31日
結果的にICW NHB軍対H2O軍の構図となった決勝。矢継ぎ早に蛍光灯を消費していく決勝らしい展開。ベバリーとブランドンが徒党を組み、まずはミッチを一蹴し、ベバリー&ブランドン対コープランドの圧倒的力量差のハンディ戦に。
試合全体を通して、才能は感じるものの、まだ安定感に欠ける発展途上のコープランドを、ベテラン2人が上手く料理していく。ベバリーもブランドンも手際が良く、コープランドの晴れ舞台に花を添える役としては適任。コープランドもフラフラになりながら懸命に反撃し、まずはベバリーを撃退。
最後はコープランド対ブランドン。ブランドンが嫁ケイシーの助太刀を得ながらリードしていくが、ガラスボードが割れない、椅子は倒れる、コープランドの蛍光灯攻撃も割れないと三重苦でブーイングが飛ぶ不運にも見舞われたけれども、持ち前の試合巧者ぶりを発揮し、コープランドの勝利という大ハッピーエンドに繋げました。
平均的良試合。
評価:***1/4
Huge congrats to @K3nn3diCop3land for winning the @H2OWRESTLING #TDMT2021! pic.twitter.com/VSupCUQKX7
— Earl Gardner Photography (@EarlWGardner) 2021年10月31日