世界のプロレス探検隊

WWEAEW新日本インディ他、国内外問わずプロレスのマッチレビューを行っています。

ICW No Holds Barred Volume 17 Review ジョン・ウェイン・マードック対サディーカ 2

ICW No Holds Barred Volume 17 8/14/2021

f:id:MDK2727:20210815191607j:plain

 

iwtv.live

 

ブランドン・カーク(w/ケイシー・カーク)対ジャスティン・カイル
 カイルがカーク夫妻をボコボコにする試合。ただ、単にやられるのではなく、パウダー攻撃やケイシーの介入、強烈な椅子攻撃等きっちり反撃した上で、倍返しでやられるカーク夫妻の上手さが光った一戦。スコット・ノートンは本当に顔見せだったが、その後のカイルの攻撃で帳消し。カーク夫妻は、今回も外れなし。ICWのミッドカード戦線の名物は健在。平均的良試合。
評価:***1/4

 

 

シュラック対スコット・サマーズ
 入れ墨獣同士の極悪デスマッチ。
 形が汚かろうが、とにかく暴れまくる。それがシュラックのデスマッチ。場外乱闘、蛍光灯乱舞で相手を削り続ける。久しぶりの登場となったサマーズもシュラックの勢いに乗って、気持ちの良い戦いを見せてくれました。とにかく体で感じて、楽しむ試合です。中々良い試合。
評価:***1/2

 

#1コンテンダーズ(ICWアメリカン・デスマッチ王座)-トリプル・スレットマッチ
デイル・パトリックス対オリン・ヴァイト対エリック・ライアン
 ハードワーカーで技術が高い中堅3人による、疾走感の強いデスマッチ。蛍光灯をこれでもかと使いつつ、3ウェイらしい目まぐるしい攻防が続く。本命ライアン勝利かと思いきや、デイルが大金星を得たフィニッシュも良しと安定したセミでした。

 中々良い試合。
評価:***1/2

 

ICWアメリカン・デスマッチ王座戦
ジョン・ウェイン・マードック(c)対サディーカ
 6月の再戦。マードック戦の後に行われたGCWのニック・ゲイジ対サディーカが物凄かったからそれを越えようと気合が入っていたのか、はたまた一部ファンが糾弾している様に「サディーカが余りにも危険過ぎて怪我させようとしてきたから、マードックがキレたのか」は不明だが、画鋲付ギターや大量の蛍光灯をぶつけ合い、断崖式のスポットも多数。そして何よりもマードックが、師匠イアン・ロッテン顔負けの強烈な頭部への椅子攻撃にナックルを喰らわせるキラーモードを見せると、サディーカはマードックが嫌がってもそれでも蛍光灯付き串刺しニーを決める。

mdk2727.hatenablog.com

 

mdk2727.hatenablog.com

 

 

 マードック史上トップクラスのキラーモードを見せていて、そこに引かないサディーカも恐ろしい。00年代を思わせるヒリヒリ感が堪らない。確かに今の時代に合わない、今のファンが拒絶する世界観なのは事実かもしれないが、サディーカの様なトンパチレスラーを相手にするには、ゲイジ、マードック、シュラック、マフ位歴戦の猛者ではないと難しいのだろう。このメンバーの中では1番マイルドなマードックだが、殺しに来るなら殺しに行くという厳しいスタンスを示したからこそサディーカを制圧出来たのだろう。

 

 

 サディーカの相手が出来るのは、もうマシュー・ジャスティスやマンス・ワーナー、ジャスティン・カイル位のタフファイターしか残っていないとは思うが、然るべき相手が用意された時には見てみたいところ。

 フィニッシュが唐突だったものの、様々な凶器が出るデスマッチの良い所と、ストリート・ファイトの荒々しさが合わさった激戦でした。イアンの愛弟子であり、ダニー・デマントの寵愛を受けるICWのエースはやはり強い。好勝負。
評価:****

全体評価:8