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Beyond Wrestling Dong Work For YUTA Review ウィーラー・ユータ対スレイド/"メジャー級の超逸材"メーガン・ベイン

Beyond Wrestling Dong Work For YUTA 8/5/2021

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iwtv.live

 


クリス・ディッキンソン対レット・タイタス

 VLNCE UNLTDとThe Foundation。ROHでの軍団抗争を受け継ぎ、ディッキンソンのホームであるBEYONDでも組まれたカードは、オーソドックスな一進一退がメイン。タイタスもディッキンソンの土俵に乗り、肉弾戦を展開。ディッキンソンらしい直球の内容でした。平均的良試合。
評価:***1/4

 

メーガン・ベイン対マーシャ・スラモヴィッチ

 マーシャの荒々しさ、受けに回った時の試合構築の上手さが光る内容ではあるものの、何よりも彗星の如く現れた、インディの登龍門的トーナメントである、ECWA Super 8の今年の女子版トーナメントの覇者である、”Megasus”メーガン・ベインのスター性に魅了される。恵まれた体格を活かす豪快な投げ技、モデルの様なルックスとそれを活かす女神の様なギミック、動き自体もまだ色がついていないオーソドックスなもので、まだまだ荒削りではあるものの、絶対スターになれると確信出来る存在感を見せている。

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 (Cagematchによれば23歳のキャリア3年ということで)これからの原石という点でも、大化けすればリア・リプリー級の素材になる可能性はあるだろう。ジョバーとしてAEWのDarkには出ているものの、恐らく彼女はWWE向き。もしくはチーム・アダムスの同門ディオナ・パラッツォやターシャ・スティールズがいるインパクトか。彼女が望めば、すぐにでもメジャー行きは決まるでしょう。

 近々行われるラスベガスのトライアウトに名前が出ていても問題はない。人気も実力も上のマーシャをドミネイトしての勝利でも、全く違和感のない説得力を持っていたのは驚きの一言。NXTが若手育成シフトに舵を切るかどうかはわからないけれども、数年後にスターになっていても、全くおかしくはない逸材です。メーガン・ベインの名前は、覚えておいて絶対に損はないと確信出来る一戦。平均より上。
評価:***

 

ノーDQマッチ
ウィーラー・ユータ対スレイド
 武骨なハードコア野郎スレイドに手を焼きながらも、のらりくらりと試合を進めるユータ。とはいえ、ユータもAIWでは蛍光灯を喰らうデスマッチの経験もあり、タフマッチも経験済。各種凶器攻撃に対するリアクションもお手の物。ユータの様なテクニカルなスタイルで名を上げた選手でも、ハードコアが出来るのは強い。トップにより行きやすくなる。最後は介入祭りからチープ・フィニッシュだったが、画鋲葬のおまけ付きなので、満足出来る締めくくりでした。平均的良試合。
評価:***1/4

全体評価:7