GCW Draft Day 5/15/2021
大会開始前に、先日亡くなった"The Originai Gangsta"ECWのレジェンド、ニュージャックことジェローム・ヤングさんに対する、追悼の10カウントゴングを行う。
Here is Paul Heyman's tribute to New Jack. pic.twitter.com/TP77i5fCMc
— Fightful Wrestling (@Fightful) 2021年5月15日
ジャック・カートウィール対ジミー・ロイド
Sasuke special through a door from @jackcartwheel!#GCW #GCWDraftDay @GCWrestling_
— Rob (@HeyyImRob) 2021年5月16日
▶️https://t.co/S0r6bIPjgp pic.twitter.com/qUId72Ip5Y
He was done with the corkscrew and ready to land on Jimmy before being below the height of the top rope. Insane. https://t.co/zf9RBfBR9s
— Rob (@HeyyImRob) 2021年5月16日
ロイドが危険技で惨殺する試合かと思いきや、新鋭カートウィールが、ニンジャ・マックばりの曲芸連発で大立ち回り。フェニックス・スプラッシュ式ドラゴン・ラナ、サスケ・スペシャル式ドア破壊、捻りまくるコークスクリュー・スプラッシュと大活躍。所謂スポットフェスターではあるものの、今後が楽しみになる選手。勝利を与えるに値する活躍でした。平均レベル。
評価:***
SWINGING FOR THE FENCES. #SGC https://t.co/2ewxL8Eqfj
— 𝖒𝖆𝖙𝖙𝖍𝖊𝖜 𝖏𝖚𝖘𝖙𝖎𝖈𝖊 (@ThrashJustice) 2021年5月16日
ジョーイ・ジャネラ対アリー・キャッチ
人気者アリー・キャットがキャラチェンジを行い、よりシリアスなスタイルのアリー・キャッチに。堅いグラウンドや対戦相手のジョーイのお株を奪うハードコア殺法まで繰り出せば、対するジョーイも、アリーのお膳立てをするモードから終盤は完全破壊モードへと転換し、場外ドアへの断崖式パイルドライバーにドアの破片を乗せたアリーに、容赦なきダイビングフットスタンプを見舞い、格の差を示す。
試合後、アリーがグロッキーになる程ジョーイが厳しく攻めた試合。しかし、ジョーイのキャリーもあって、アリーの目指す方向性に合った内容になっていた。ただこの試合を見て、改めて思うけれども、ジョーイはもう自分の為に試合をすることはなく、他人の為にしかプロレスをしていないと思う、それはGCWでもAEWでも同じく。
それはそれで人柄が出ているとはいえ、どこかギラギラして上を目指していくカリスマとしての姿をもう一度見てみたい。AEWでもメインストーリーに絡む位に返り咲いて欲しい。まあまあ良い試合。
評価:***1/2
GCW世界王座戦-デスマッチ
ニック・ゲイジ(c)対AJグレイ
2019年12月8日「GCW Long. Live. GCW.」ゲイジから王座を奪ったが、逆に即日RSPに王座を奪われてしまったグレイ。それからRSP対ゲイジのストーリーが進み、更にゲイジの怪我もあり、再戦の機会は生まれず。そこで前回大会遂に実力行使で、再戦に漕ぎ着けた形。
GCWだけでなくNPUでもデスマッチファイターとして経験を積んでいたグレイ。持ち前のパワフルさは、デスマッチ王ゲイジ相手にも猛威を振るい、蛍光灯を活用しながら、豪快な技を叩き込み続ける。息が合わないシーンは散見されるものの、蛍光灯のパワーと勢いで何とかまとめられたのは強い。このためにデスマッチ慣れしておいて良かったなと確実にデスマッチファイターとして対峙していたグレイが印象的。
対するゲイジは、攻守に渡り、グレイのキャリーを行いながら、要所ではラッシュをかける。蛍光灯、椅子、ドアとシンプルな凶器群でも、カリスマ絶対的エースのゲイジと、通常形式でも活躍しているグレイならばそれでも上手く成立させられる。
試合後のモクスリー登場に持っていかれた感は否めないけれども、立派にメインイベントを務め上げた。スキップするには、勿体ない熱戦でした。中々良い試合。
評価:***
全体評価:7