世界のプロレス探検隊

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H20 Misery Business Review RSP対G-レイヴァー/ミッキー・ナックルズ対ジミー・ライオン他

H20 Misery Business 4/17/2021

 

H2O - IndependentWrestling.TV


Hardcore Kingdom予選
アティカス・クーガー対”ロウ・ライフ”ルーイ・ラモス
 MASADAを完璧に粉砕したクーガーのデスマッチ・レジェンドキラーシリーズ、続いてはルーイ。クーガーが手際良くルーイを大流血に追い込み、瀕死のルーイが何とか食らいつく形。クーガーの試合構築力の高さは見事で、そこに看板凶器となった緑竹串攻撃でまとめる事が出来るのも強い。ここまでお膳立てがあれば、後はルーイがアンダードッグぶりを発揮すれば試合は成立。ルーイの持ち味が上手く活かされた一戦。

平均的良試合。
評価:***1/4

 

グッド・ハウスキーピング・デスマッチ
ミッキー・ナックルズ対ジミー・”チョンド”・ライオン
 遂にデスマッチ・クイーン、ミッキー・ナックルズが帰ってきた!
 鋭い拳と頭突き、攻めも受けも容赦なし。コミカルに逃げる事もなく、血に止まり、相手の息の根を止める。今はハードパンチャーが男女通しても少ない中で、女子ならいうまでもなく世界一。男子でも上位にいるレベルの鋭さ。このミッキーを待っていた。  

 対するライオンもミッキーの荒々しさを最大限引き立てるやられっぷりを見せていて、彼も見事な働き。CZWにちょこちょこ出ていた時と比べると、見違える程デスマッチファイターとしてレベルアップしている。レジェンドトレモントの前で下手な真似は出来ないと思ってくれているのか、これならGCWにもICWにも出せる。
 試合は、鋭い打撃と凶器攻撃フルスイングによる大流血戦。シンプルだが一切の遠慮はなし。まさに火の玉ストレートというべき大熱戦でした。好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

 

リッキー・シェイン・ペイジ対G-レイヴァー

 


 H2O対44OH !は0-3で、未だ負けなしの44OH ! 何とか一矢報いる為に大将戦に挑むレイヴァーは、Fuck 44OH !とペイントされた車に乗っての特別仕様の入場。GCWではRSPと並ぶヒールだが、H2Oは、トレモントの意思を継ぎ、団体を守る救世主的ポジションだが、最後に格好良い入場。これは痺れた。

 試合はデスマッチではなく通常形式だが、両者通常形式でもやれる実力はあるので、極悪ヒールRSPの強さ、体格差を上手く組み込んで試合を作っていて感心。感情移入したくなるレイヴァーの受け、会場の雰囲気、メンター役であるレイヴァーを応援しに出て来るマーカス・マザーズ等Chikara的要素がかなり入っていたのも良かった。

 絶体絶命のレイヴァーだが、隙を突いてのタトゥーニードル攻撃で起死回生を狙ったが、逆にデスバレードライバー、ダニー・ハヴォックの必殺技ジェネラル・オーダー24を決められ幕という絶望的な決まり手。

 更にレイヴァーや若手勢をボコボコにし、そこに現れた団体オーナーのマット・トレモントを襲撃。奥さんのクリッシーを人質に取り、レイヴァー諸共トレモントを完全に粉砕するという衝撃的なシーンで放送終了。全ては、マット・トレモント引退からそのマット・トレモント復帰の為のストーリーラインであり、ベタ中のベタな展開ばかりだけれども、ベタが1番わかりやすく燃えるのも良くわかっている。

 Chikara vs BdKに匹敵する秀逸なストーリーライン。今後も非常に楽しみにさせてくれる大会でした。平均的良試合。

評価:***1/4

全体評価:8

 

H20 Subterranean Violence Volume #9 4/9/2021

H2O - IndependentWrestling.TV


ノーラン・エドワード対オースチン・ルーク
 放送は裏WMだが収録試合。ノーランも含めて色は付いていなくても、とにかく良く動き、身体を張っていく。打撃や投げは中々キレていて、技術的に足りない所はハードコアで埋めていく。
 中盤で画鋲を投入し、複数回投げで画鋲に身を投じ、それで終わるかと思いきや、そこからルークのヴァン・ターミネーターやカイル・オライリーリスペクトムーブも飛び出し、ノーランをあわやというところまで追い込む。ルークは、ハードコア要素が一切ない風貌だが、凶器の扱いがしっかりしているのは流石トレモント門下生。

 最後は、ガラスボードが飛び出しデスマッチモードに踏み込み、盛大に幕。若手同士の勢い溢れるせめぎ合い。心地良いバチバチ感が楽しめる一戦。中々良い試合。
評価:***1/2